大学生協「学食どっとコープ」大学生協管理栄養士からの食生活通信2025年12月号
しっかりとろう!冬の寒さに負けない栄養のご案内です。
※対象エリア北海道地区・東北地区・東京地区(関東甲信越)・東海地区
※営業日程等はホームページなどでご確認ください。
今年のあと残りわずかですね。寒くなってきましたが、体調を崩していませんか?
寒くなってくると、人間の体は低温に適応するよういろいろ変化しますが、
充分な栄養をとっていない人は、より厳しく寒さを感じます。
しっかり栄養をとって冬の寒さに負けない体づくりをしましょう!
エネルギー
冬になると、体は低い気温に対して、平常の体温を保とうと防衛します。
特に新陳代謝を調整する甲状腺ホルモンの分泌が増えてきて、代謝が盛んになってくるのです。
冬は一番寒いので、エネルギーが多く必要な時です。
食事の量、質ともに気を配りスタミナをつけましょう。
脂 質
冬こそ脂肪がたくさん必要な時です。
脂肪は1gあたり9kcalもあり、たんぱく質や糖質の2倍以上もあります。
それに油ものは腹持ちがいいので、空腹感のための寒さを感じることも少なく、
冬にはもってこいの栄養素です。
油を使う揚げ物や炒め物を食べて、寒さに対しての抵抗力をつけましょう。
たんぱく質
たんぱく質はあなたの体そのものです。筋肉も血液も髪の毛も。
脂肪や糖質でいくらエネルギーをとっても、たん白質が充分でなければ、
体力のない脂肪太りの体になるばかりです。
肉、魚、卵、大豆などのたんぱく質を充分にとって、体力をつけることが必要です。
ビタミン
ビタミンは体の機能調節や維持に欠かせない栄養素です。
ビタミンAやビタミンCは皮膚や粘膜を丈夫にし、風邪に対して抵抗力をつけてくれます。
ほうれん草、ブロッコリーなど緑黄色野菜をたっぷり食べましょう。
それに食後、みかんを1,2個食べるとさらに効果的です。
❝加熱するとたっぷりとれる❞
野菜を食べよう!
◎ごぼう
根には炭水化物のイヌリンが多く、カルシウムを含む。
繊維質がとても多く、便秘予防の効果が期待できる。
◎大 根
根にはジアスターゼの消化酵素、葉にはβ‐カロチン(ビタミンA)、
カルシウム、ビタミンC等多くの栄養を含む。
◎人 参
β‐カロチンが豊富で皮膚や粘膜、目の機能を強化する働きが期待出来る。
さらに葉に含まれるビタミンCやEと一緒にとると、強い抗酸化作用が期待できる。
◎里 芋
腸内環境を整えて改善する水溶性食物繊維が含まれており、
体の塩分を外に排出させる効果のあるカリウムや、
糖質をエネルギーに変える働きを補助するビタミンB1を含む。
◎食堂おすすめメニュー◎
チキンボルチーニクリームソース、ブロッコリーとひじきのマヨ和え、
豚肉と野菜の旨辛炒め、きんぴらごぼう、ゆず塩ちゃんこううどん、豚汁
※食生活通信のバックナンバーはこちらをご参照ください。
「学食どっとコープ」はこちらをご参照ください。
大学生協のこだわり、期間限定メニュー、管理栄養士からの組合せメニュー等がご確認いただけます。
皆様のご利用お待ちしております。
