経営再建について

慶應義塾生活協同組合 常務理事 後藤有里さん

慶應義塾生協には多くの累積赤字があります。この数年でようやく赤字構造に歯止めがかかり、増収増益に向けての基礎固めができてきました。これからはもっと組合員に支持される店をどうやってつくっていくか、ということが大きな課題です。そのためには、新しい職員、若手職員を迎え入れることがとても有効です。

職場に新人が入ることは本当に良い刺激になります。昨今の世の中の移り変わりは本当にスピードを増していて、少し前まで若者だった人たちも、今の学生世代の価値観や欲しいもの、心配事についていけないのです。今の学生の価値観に寄り添い、商品やサービスとコーディネートしていくために、若い力にはとても期待しています。また店舗の中に新人、中堅、ベテランと様々な価値観や経験があることで店舗の提案力はもっと力強くなります。若い感性に加え、ベテランの経験や学生との調整力等も加味してバランスよく店舗運営していくことが大事です。また様々な世代が一緒にいることで、生協内でのよい教育の循環を作っていきたいと考えています。

慶應義塾生協も、今までかなりコスト削減を頑張ってきたこともあり、今後若手職員を迎え入れ、育てていく素地ができました。長年の厳しい経営状況からなんとか這い上がり、2年続けて黒字になり、3年連続黒字も目前となっています。これからは人を育て、必要な投資を行い、もっと組合員のために何ができるだろう?ととりくむ生協にならねばなりません。コスト削減重視の価値観から、組合員に喜ばれてなんぼ!という意識にシフトすることが大切だと思っています。

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