世間の流行が当てにならない。だから難しく、面白いのです。
(食品事業部バイヤー 小中 章生)

プロフィール:小中 章生/1994年4月入職

学生時代に生協学生委員だったことがきっかけで、大学生協に関心を持つ。「学生生活を支える」という軸のもと、幅広い仕事に携われそうだと思い入職を決意する。店舗運営の経験を経て、2017年6月に事業連合の「食品事業部」へ異動。現在はバイヤーとして商品の仕入れに携わるほか、組織体制や業務フローの整備も手がける。プライベートでは高校生の娘を持つパパ。同僚にも家族にも頼られる存在だ。

食品事業部バイヤー 小中 章生

入職(入社)理由について

一つの仕事じゃつまらない。
大学生協は、飽き性な私にピッタリでした。

昔から、教員になるのが夢でした。教職課程も取り、さあ就職だという時にふと「このさき一生“先生”で満足できるのか」と悩み始めたんです。学生生活に関われる仕事であれば、教員じゃなくてもいいんじゃないかなって。そこで浮かんだのが大学生協でした。自分でも学生時代に利用していましたし、学生委員や店舗のアルバイトとして働いた経験があったため、親しみを持っていたんです。何より、コンビニ、書店、旅行、PC販売、食堂など様々な業態を展開しているので、幅広い仕事に携われる点が魅力でした。一企業で、これだけ手広く事業を展開する会社は珍しいですから。ここなら長い目で飽きることなく働けそうだと思い、入職を決めました。

仕事内容について

美味しいお菓子を仕入れた後も、バイヤーの見せ場は続きます。

2017年からは事業連合本部で、お菓子やカップ麺など加工食品のバイヤーを担当しています。大学生協の仕入れは、事業連合で調達した商品の中から各店舗の担当者がピックアップし、店頭に並べるという仕組みです。商品ラインナップを充実させるため、バイヤーは商社やメーカー担当者と商談をしながら「どの商品を大学生協で取り扱うのか」を考え、定期的にアイテムを入れ替えます。ただ、良いモノを仕入れるだけじゃ学生の心はつかめません。売り方や値段も含めてメーカーや商社と交渉することが大切です。たとえば、通常100円の人気チョコレートを88円に値下げし「1週間限定セール」として一つの棚全てを埋め尽くしてディスプレイする…など、店頭キャンペーンも併せて企画します。いかに良い商品を安く仕入れ、魅力的に売り出すかを考えるのが、私たちの腕の見せどころです。

また、配送ルートの選定を行なうのも仕事のひとつ。大学生協には北海道から沖縄まで全国に約500の店舗があります。スーパーほど大きな店舗もあれば、駅の売店くらい小さな店舗もあり、全てに早く・確実に商品を届けることが大切です。手間はかかりますが、それでもお客様に喜んでもらえると思うと、苦はないですね。

食品事業部バイヤー 小中 章生

やりがいについて

不人気商品が、大学ではヒットアイテムになることも。

面白いのは、必ずしも世の中の流行と大学生協での売れ筋商品が一緒ではないということ。理由は、大学生協のお客様である学生の年齢が18歳~20代前半とかなり絞られるからです。「授業と授業の合間にちょこっとだけ食べたい」なんてニーズから、手が汚れないグミやラムネが売れていますし、世間で大ヒットしている話題のお菓子が「食べるときに音が響くから」と見向きもされないことだってあります。逆に、世の中的には売れてない商品が大学生協でヒットを飛ばしたことも。学生の心をつかむのは本当に難しい。だからこそ、各店舗の売上動向のチェックや、店を訪れて現場状況を把握するなど、地道なリサーチが何より大切です。毎回事業部で「今週のイチオシ商品」を決め、各店舗で売り出すのですが、成功率は50%くらい。正直失敗も多いけれど、そのぶん商社やメーカー担当者、店舗の発注担当者と協力しながら新たなヒット商品を生み出せたときは、本当に嬉しいです。

食品事業部バイヤー 小中 章生

プライベートの変化について

先月の残業は2時間だけ。家族との時間もたっぷり取れています。

私も含めてですが、大学生協は長く勤める職員が多くて。平均勤続年数も24年超なんです。やりがいもですが、働きやすい環境があるのも大きな理由なんじゃないかな。基本的に残業をしない風土があるので、先月の残業時間もひと月合計で2時間ほどでした。周りの友人はもちろん、取引先の担当者からもうらやましがられることが多いです。実は私、事業連合に異動する際に単身赴任になりまして。最初は家族と離れることに不安もあったのですが、土日や長期休暇など休みもしっかり取れます。ちなみに月2回までは帰省のための交通費を出してくれるので金銭面の負担もないですし、家族が赴任先に来る際も費用を出してくれるから、妻と娘が東京に来ることも多いです。「お父さんに会いに来た」なんて言いつつ、最近は2人だけで東京観光をしていることもあって。しょっちゅう会えるから寂しがられないというのも、父親としてはちょっと複雑です(笑)。

1日のスケジュール

10:00
出勤。当日のスケジュールを確認し、チームで朝礼を実施。
10:30
各店舗や取引先から届いたメールを確認。前日配送した商品状況もチェック。
11:00
専用システムで、取り扱い商品の登録変更を実施。
13:00
お昼休憩。
14:00
取引先の商社やメーカーとの商談
16:00
チームミーティング。採用商品やキャンペーン企画などを話し合い、決定。
17:00
各店舗へリリースするキャンペーン企画の書類作成。
18:00
明日の準備をし、退勤。

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