学生第一の食堂は、
チームプレイから生まれる。

先輩インタビュー

食堂部/2020年4月入職

清水 和英 KAZUE SHIMIZU

新卒で大学生協に入職。現在は茨城大学にて、食堂部・購買部食分野の運営管理を担当している。持ち前のチャレンジ精神を活かし、組合員に喜ばれるメニューやフェアを次々と企画。2022年からは新入生サポート事業にも挑戦するなど、活躍の幅を広げている。将来の目標は、あらゆる分野から学生生活をサポートできる人になること。

SECTION 01

大学生協に入職した理由

ずっと忘れられなかった、
チームでお店をつくる面白さ。

大学では国語科を専攻。教師になるつもりでしたが、就活をキッカケに進路に迷いが出てきました。というのも、私は一つのことを極めるより、いろいろな挑戦ができる環境に惹かれるタイプ。企業説明会などで今まで知らなかった業界を知るほど、自分の興味関心の分野もさらに広がっていきました。

教師以外の道に進もう。そう決めた時にはもう、大学生協が第一志望になっていました。当時は学生委員会(大学生協の運営を支える学生組織)の一員としてお店づくりに関わっていたので、幅広い分野のサービスを扱う大学生協なら、常に新しいことに挑戦しながら働けると確信できたんです。

また、人との関わりも魅力的でした。大学生協の職員と、パートさんと、学生。立場も年齢も違う人たちが力を合わせて、色々な企画を形にしていくのが楽しくて…。時々失敗しても、それすら「良い挑戦だった」と言ってもらえるあたたかい雰囲気にも惹かれ、大学生協で働くことを決めました。

SECTION 02

仕事内容について

“良き師匠”となってくれたのは、
学生と、パートさん。

現在は、食堂の運営と、購買の食分野を担当しています。一般的な飲食店と違って、お客様のほとんどは学生や教職員の方たち。「茨城大で過ごす人がどんな生活をしていて、何が欲しいのか」を知らなければ、お客様に喜んでもらえる食堂を作れないのが、難しくも面白いポイントです。だからこそ大切にしているのは、学生委員やパートさんとのコミュニケーション。例えば「オンライン授業の頻度はどれくらい?」「どんな食べ物が流行っているの?」など、とりとめのない会話の中に、お店づくりのヒントがたくさん眠っています。

私は職員として食堂を管理する立場ですが、学生やパートさんに教えてもらうこともすごく多くて。パートさんは10年・20年勤めている方が多いので、私よりずっと茨城大に詳しいんですよ。学生やパートさんの声を吸収することで「より良いサービスを生み出せる力」が育っているので、まるで“師匠”のような存在だなと感じます(笑)。

SECTION 03

仕事のやりがい

“食堂×スイーツ食べ放題”で、
青春にエールを。

特に印象に残っているのは、スイーツ食べ放題フェアを企画したときのことです。「コロナ禍で人と楽しく食事をする機会が少ないから、食堂で何か企画したい」と、学生委員が声を上げてくれました。準備は2ヶ月間。感染症対策などの壁はありましたが、大学生活を思いきり楽しめずにいる学生たちをずっと見てきたので、なんとか実現したいと奮闘しました。

メニューは、ケーキ、ワッフル、ポテト、焼売など。学生の声をふんだんに取り入れたラインナップです。コストなどの関係ですべての希望を叶えるのは難しかったのですが、どうしても学生に喜んでほしくて、新しい仕入れ先も探しました。

開催日時は、授業が多くて人の集まる木曜・金曜の放課後に設定。授業以外でなかなか交流できない学生が、直前の授業からそのまま「食堂でスイーツ食べようよ」と誘い合わせて来られるようにしました。当日は大盛況。スイーツをほおばる学生たちは、本当に嬉しそうで…。青春の1ページをお手伝いできたと、ちょっと誇らしくなりましたね。

SECTION 04

求職者へのメッセージ

失敗は、成長のタネ。
ミスを恐れず挑戦できる。

「失敗が怖い」と感じる人も多いと思うのですが、大学生協ではその心配はありません。なぜなら、学生の要望に応えるためには、新しい挑戦がつきものだから。私自身、はじめのうちは在庫を余らせたり、食材が足りずに売り切れたり…といった失敗が多かったのですが、怒られたことは一度もありません。上司も「なにが原因で、次はどうすれば成功するか」を考えるように指導してくれるから、失敗から成長できます。学生に喜んでもらうために、のびのび挑戦できる環境に惹かれる方には、大学生協がピッタリです。

私自身も、最近また新しい挑戦をスタートしました。新入生をサポートする事業に関わり始め、分野を超えた先輩からアドバイスをもらいながら試行錯誤しています。これからも業務の幅を広げて、あらゆる分野から学生生活をサポートしたいです。学生の皆さんもぜひ、就活・大学生活でいろいろなことに挑戦し、悔いのないように楽しんでくださいね!

※このインタビューは2023年9月時点のものです。

あなたにとって、「大学生協」とは?

お互いに「好き」を尊重し実現できる

SCHEDULE

ある日のスケジュール

09:00
出勤、入荷した食材の検品、朝礼
10:00
パートスタッフと商品発注や次週のメニュー・販売数を相談
11:00
食堂開店
11:30
昼ピーク対応
(厨房内のサポート、レジ対応、列の誘導など)
13:00
食材の発注作業
13:30
食堂閉店、昼休憩
14:30
事務作業(売上の確認、翌日の販売数の調整など)
15:00
学生委員会と打ち合わせ
(新メニューや食堂で行なうイベントの企画)
16:00
次月フェアのための食材発注、会議資料の作成
17:00
退勤